
2026年の主な流星群を一覧表にまとめました。ご活用ください。
この記事の後半では、とても優れている無料プラネタリウムソフトもご紹介しています。
「2026年流星群」一覧表
| 流星群名 | 活動期間 | ピーク日時 | 月齢 | 条件 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| しぶんぎ座流星群 | 12/28~1/12 | 1月4日 06:00頃 | 月齢15 | 悪 | 三大流星群の一つ |
| こと座流星群 | 4/16~4/25 | 4月23日 04:00頃 | 月齢5 | 良 | 比較的小規模な流星群 |
| みずがめ座η流星群 | 4/19~5/28 | 5月6日 18:00頃 | 月齢18 | 悪 | 春の代表的な流星群 |
| うしかい座流星群 | 6/22~7/2 | 6月28日 02:00頃 | 月齢13 | 悪 | 比較的小規模な流星群 |
| みずがめ座δ流星群 | 7/12~8/23 | 7月31日(時刻なし) | 月齢16 | 普通 | 夏の夜空を彩る流星群 |
| やぎ座流星群 | 7/3~8/15 | 7月31日(時刻なし) | 月齢16 | 普通 | 比較的小規模な流星群 |
| ペルセウス座流星群 | 7/17~8/24 | 8月13日 11:00頃 | 月齢0 | 良 | 三大流星群の一つ |
| おうし座南流星群 | 9/20~11/20 | 11月6日頃 | 月齢26.5(正午) | 良 | 比較的ゆっくりした流星(火球が多い) |
| りゅう座流星群 | 10/6~10/10 | 10月9日 10:00頃 | 月齢28 | 普通 | 比較的小規模な流星群 |
| オリオン座流星群 | 10/2~11/7 | 10月22日 03:00頃 | 月齢11 | 良 | 秋の代表的な流星群 |
| おうし座北流星群 | 10/20~12/10 | 11月13日頃 | 月齢3.8(正午) | 良 | 目立つピークは弱めで、長期間ぽつぽつ出る |
| しし座流星群 | 11/6~11/30 | 11月18日 09:00頃 | 月齢8 | 普通 | 時々大出現が見られることで知られる |
| ふたご座流星群 | 12/4~12/17 | 12月14日 23:00頃 | 月齢6 | 良 | 三大流星群の一つ |
| こぐま座流星群 | 12/17~12/26 | 12月23日 07:00頃 | 月齢14 | 悪 | 比較的小規模な流星群 |
※ピーク日時は前後する可能性があります。
※しぶんぎ座流星群は活動期間が年をまたぐため、2025年末~2026年初頭の観測として扱われます。
2026年流星群一覧の補足説明
ピーク日時
ピーク時刻はあくまで目安であり、前後する可能性があります。

流星観測は、自然現象のため、必ずしも多くの流星が見られるとは限りません。ご了承ください。
月齢
月齢が小さいほど月明かりの影響が少なく、観測条件が良いとされています。
観測条件
| 良 | 月明かりの影響が少なく、多くの流星を観測できる可能性が高い。 |
| 普通 | 月明かりの影響がある程度あるが、観測は可能。 |
| 悪 | 月明かりの影響が大きく、観測が難しい。 |
観測の際の注意点
安全な場所
交通量の少ない安全な場所を選びましょう。
防寒対策
夜間の観測は冷え込むため、暖かい服装で出かけましょう。
光害
街灯などの光を避け、できるだけ暗い場所を選びましょう。
寝転んでの流星群観測もおすすめ
広い範囲の星空を観測するために、レジャーシートなどを敷いて寝転んで観測するのもおすすめです。


最後に無料のプラネタリウムソフトをご紹介します。
(※有料オプションもあります。)
3Dプラネタリウムソフト「Stellarium」
天文シミュレーションソフト「Stellarium」などを利用すると、自分の住んでいる場所から見える星空をシミュレーションできます。
参考:Stellarium 活用のススメ(PDF資料)
Stellariumは、無料のオープンソースプラネタリウムです。また、裸眼や双眼鏡で見える星空と同等の、リアルな3Dの星空を表示します。
引用元:Stellarium

以下は、Stellariumの使い方を説明してくれている動画(YouTube)です。
2つご紹介します。
データと拡張性
標準搭載データ:Stellariumには、初期設定(デフォルト)で約60万個以上の恒星と、約8万個以上の星雲・星団の情報が組み込まれています。
追加データによる拡張:設定やプラグインを利用して天体カタログを追加することで、このデータ量を大幅に増やすことができます。最終的には、1億7700万個以上の恒星と、1000万個以上の星雲・星団の情報を確認できるようになります。
※このデータ量は、Stellariumのバージョンや、ユーザーが追加でインストールしたデータセットによって変動する可能性があります。
データの提供形式:恒星や星雲・星団などの天体データを増やすための追加カタログは、基本的に無料で提供されています。無料で提供されている設定やプラグインを使って、非常に膨大な量の天体データを追加し、より詳細なシミュレーションを行うことが可能です。
利用プラットフォームと費用
プラットフォームの違い:ただし、使用するプラットフォーム(デスクトップ版やモバイル版など)によっては、一部の機能やバージョンに対して費用が発生する場合があります。
具体例:特にモバイルアプリ版(スマートフォン・タブレット向け)では、基本機能は無料でも、一部の高度な機能を利用するために有料オプションが設定されていることがあります。


